社員レポート
2010/5/6
弊社では、保険毎日新聞と日経産業新聞を講読しております。「新聞を読む」ということは、業界と世間のことをわからなければいけないという、半ば義務感が伴ったおまじないというか免罪符の様な存在でありながら、毎日目を通してない日々も数多くありました。さらに、読む人間も限られており、そのセンサー自体も麻痺しているかと思われるのではないかという強迫観念も同じようにありました。結局、お客様等での情報交換で改めて読み返すことも少なくありませんでした。そうした状況を変えるべく、社内のスタッフにも定期的に読んでもらい感想文あるいはレポートの提出を義務づけました。
その結果、社員にとっては災難だったかと思いますが、私とは全く別の観点で記事に対しての感想を抱いたり、本人自身の業務との関係性を考えたり、また今後の在り方や技術について鋭い指摘をするケースも散見され、読み応えのあるエッセイの様で楽しく読んでいる次第です。また、正直な気持ちとしては、私が彼あるいは彼女たちの世代の時に、前述のような感性を持ち得ていたとは思えず、脱帽するのみの状態です。
- 新聞に掲載された統計資料だけでなく、消費者の立場で類似した口コミサイトの情報との比較
- 新しくできた火災保険での申込書の形態について、自身の取り組み業務の疑問点とその利便性の理解
- ユニバーサルデザインの論理的根拠への疑問
- 保険加入における動機とその現実。そして、それに対する保険会社と消費者の情報格差についての考察
- 個人情報漏えい事故に対して、トップダウンでの組織対応より各現場レベルから対策を作り上げることが肝要という指摘
- UCDAを含めたユニバーサルデザインに対して、帳票の創り手としてどう意識するか。さらに、ユニバーサルデザインが実現できた時点が終着点でなくスタートラインに立てるという考え方
- 医療保険、特に先進医療に対しての、生活者視点での指摘
- ハイチ地震寄付に関しての国民性による生態考察
- 無料バンドルソフトにより淘汰されたと思われたソフトが、有料だからこそ新分野での市場を獲得したことによる考察
- システム品質「見える化」による自社開発環境の問題点の提議
- iPhoneの活用事例とiPad等に対する今後の商品開発テーマとの関連性
- twitterへのリサーチと考察
- クラウド等最新のシステムを採用していない某保険会社の「電子計上システム」に関して、その理由と運用に対する疑問と考察
- FlashとSilverlightの比較とユーザー層の考察。さらに、それに連携する開発環境のレポート
以上。ここ1ヵ月余りで提出されたレポートのインデックスです。勉強不足の私としては、このインデックスだけでも何だか豊富な知識を詰め込んだ気分になります。当然、稚拙なものや内容が浅いものもありますが、あの多量な記事からつまみだしたものが彼ら彼女たちの目に引いたものであることは確かです。中には、経営者としてはその能力をもっと仕事に使って欲しいと思えるほど、自身の言葉で「読みもの」にしている完成度高いレポートもあり、楽しい発見もさせていただいております。
おそらく、私を含めて限られた人間だけであれば見過ごしていたものも多々あるかと思われます。つまり、偏った目線でないから、もっと別の重要なことが詰まっていると確信しています。
こうした僅かな積み重ねを繰り返しながら、「少数精鋭」といわれる会社になるべく試行錯誤しておりますので、今後とも皆様のご支援ご鞭撻をお願いいたします。
また、今後はインデックスについては定期的に掲示させていただきますので、レポート閲覧のご要望がありましたら弊社サイトにその旨お問い合わせください。

