--チロルの風景(オーストリア)--

 オーストリアのチロル地方は日本人にはあまりなじみのない場所でしょう。観光ツアーもあまり設定されていないようですが、緑濃い森、谷筋に広がる小さい集落が特徴的で、低山から雪を抱いた氷河まで、静かなリゾートがあります。

 北海道とほぼ同緯度ですが、面積は長野県より少し小さめです。そのほとんどは標高800メートル以上の高地です。

 チロル州の州都はインスブルックで、市内からは雪を頂いた山が見えます。また、ここを代表する企業にスワロフスキーがあります。世界中に装飾品等を輸出しているクリスタルで有名な会社です。

 南ドイツ・スイス・イタリアにも隣接し、冬のリゾートとしては有名な場所がいくつもあります。鉄道とバスの沿線からスイスとも違った緑の風景をお目に掛けましょう。

チロルの風景(オーストリア)01

ロイテはドイツとの国境に近い北チロルの街です。この周辺はロマンチック街道のフュッセンから国境を越えた場所です。この鉄道路線は景色の良い路線として知られています。

チロルの風景(オーストリア)02

チロルの風景(オーストリア)03

ガルミッシュパルテンキルヘンからみたチロルの山、この谷はレッヒ川に沿ったレッヒタールと呼ばれています。

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インスブルックの市内のイン川からはこのように山が見えます。

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スイスとの国境に近いレッシェンパス峠付近。

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