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 スイスには国鉄(SBB)の他にたくさんの私鉄があります。

 有名なユングフラウヨッホへ行く入口のインターラーケン・オストで電車を乗り換えて一つ目の駅「ヴィルダースヴィル」標高584メートルから、展望台「シーニゲ・プラッテ」標高1967メートルまでの7.3キロの距離を52分かけて走ります。山頂にはホテルと高山植物園があります。

 急勾配ですので、ラックレールを使って時速8キロと超低速の鉄道です。歴史は古く1893年の開通ですから、もう100年以上になります。季節運転で、6月終わりから10月までしか運転されません。最近はテデイベアランドも作られています。機関車などは1914年当時の電化した当時のままだそうです。

 この鉄道は日本人は少なく、個人だけで団体はほとんど行きません。高山植物とブリエンツ湖の眺めが良いのですが、ここはあまり良い写真がありません。写真は99.6と92.7です。

 木製のベンチ式の座席は、4人づつの向かい合わせで、各座席ごとに両脇に扉が付いた珍しい形です。小さな車両は満員だと身動きが取れません。機関車と客車2両で運転しています。