--台湾の文字のある風景--

台湾は世界で唯一正しい漢字の通用している国です。
当然略字はありませんから、國とか學、台湾は台「灣」、観光は「觀」光です。日本も、当用漢字の制定後は略字を使っていますし、本家の中国はすでに簡化文字という漢字とは似ても似つかぬ感字を使っていますし、朝鮮半島も、漢字を捨てて、ハングル文字を中心にしています。
一方の台湾は略字やかなをを使わずに、漢字で表記がむずかしいものは、音訳や英語の意訳等を使用しています。たとえば、ホットドッグ=「熱狗」、センター=「中心」ですから、世界貿易センターは「世貿中心」と表示します。アメリカは「美國」シンガポールは「新加坡」、ニュージーランドは「紐西蘭」です。コンピュータは「電脳」私の仕事のコンピュータ用紙は、英語ではビジネスフォームといいますが、漢字表記では「電脳表報」と簡にして要です。
今回の写真は文字の入っているものを選びました。

 

台湾の文字のある風景/01 高雄市の萬壽山、標高300メートルほどの公園にある健康歩道で約50メートル、はだしで歩くことで、つぼを刺激します。図と足裏のつぼの場所が番号で表示されています。足裏が痛くて、やっとの思いで何とか歩きました。
台湾の文字のある風景/02  
台湾の文字のある風景/03 高雄の澄清湖の案内看板の一つ
台湾の文字のある風景/04

花蓮の太魯閣(タロコ)渓谷のトンネルと標識

台湾の文字のある風景/05

台北の最新の地下鉄の自動券売機

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