--1972年のミラノ(2)最後の晩餐--

  今週の写真は、「1972年のミラノの2回目」は、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」の絵で有名なサンタマリア・デラ・グラツィェ教会です。

 今は一日の入場者制限、しかも、事前に予約入場券を購入しないとは入れないほどの大人気だそうですが、その当時はそんなに人気が有るようでもありませんでした。世界遺産に指定されてから、人気が出ているようです。

 ただ、建物の奥にあって、とても暗くて、手持ちカメラでASA32のポジカラー撮影はほとんど不可能でした。たった一枚、かなりブレていますが、おおよその感じがつかめるのがこの写真だけでした。いまならカラーでももっと感度が上がっていますので、フラッシュが禁止でも、しっかり撮影できるでしょう。

 この数年後から20年もかけて洗浄修復されました。修復後のNHKのBS特集で、CGを含めて、きれいに再現された画像を見たときはこんなにきれいなものだったかと、びっくりした記憶があります。

 こちらの美術館の多くは日本と違って、撮影はできるのですが、フラッシュと三脚は禁止されています。また東欧の多くは、カメラを持っていると、入場料が撮影料込みで、高くなります。
どなたか、この絵の鮮明な写真をお持ちの方はご提供ください。

1972年のミラノ(2)最後の晩餐

サンタマリア・デラ・グラツィエ教会は最後の晩餐の絵が有名です。この教会の壁は蔦で覆われ、レンガで作られています。

1972年のミラノ(2)最後の晩餐  
1972年のミラノ(2)最後の晩餐
 
1972年のミラノ(2)最後の晩餐

この食堂の奥の壁の正面にかかれているのが最後の晩餐の絵です。薄暗い中に、さらにこの絵は薄汚れていて、はっきりと見えない、汚い絵だなというのが見た感想でした。あまり良く撮れていませんがご勘弁を。はっきりとした絵が見たい方は有名な絵ですので、ネットで検索してください。

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