--パース(オーストラリア)--

 オーストラリアに旅行された小川光一さんから珍しい写真の提供をいただきましたので、今日はオーストラリアの西南端近くの都市パースをご紹介します。
(写真は全部2003年12月 撮影小川光一)


 パースは南緯32度で、今は夏です。赤道を挟んで反対の北緯32度には鹿児島があります。鹿児島とパースは姉妹都市の縁組を結んでいます。気候温暖で、降水量も大きく、自然環境も優れている住みやすい場所として人気があります。

 パースの周辺には120万人の人口があります。この都市そのものは人口6000人の小さな都市ですが、昼間人口は10万人を超えています。

 周囲には自然環境の観察ポイントもたくさんあります。海、川、動植物など、どちらを見ても珍しいものがゆったりとした環境の中にあります。国立公園の砂漠には異様なピナクルスの石柱が何千本もあるのは壮観です。

パース(オーストラリア)

キングスパークから見たバースの高層ビル群、市民の憩いの場所キングスパークからの風景ですが、沢山見える高層ビルはほんの一部ではなく、高層ビルはこれがすべてだそうです。市を代表する自慢できる景色だそうです。

パース(オーストラリア) パースの駅、欧米は全て改札はなく、ホームと列車には直接入れます。切符を持っていないと、当然罰金です。
パース(オーストラリア) 隣接している港町フリーマントルの刑務所から見た町並み、フリーマントルは日本の船も立ち寄る港で、最近は南極観測船「しらせ」も寄港しています。
パース(オーストラリア)

ピナクルスへ行く途中の道路、赤茶けた道路が行けども行けども続きます。

パース(オーストラリア) 砂漠に広がる石灰石柱ピナクルスです。日本の秋吉台はカルスト台地として有名ですが、石灰石の岩盤が長年の降水に侵食されて、地下には鍾乳洞や鍾乳石が形成され、地上ではこのような石柱ができてきます。中国などでは数百メートルに達する高さのものもあるということです。
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