--岡城址(大分県竹田市)--

 大分県竹田市は歴史のある城下町として知られています。滝廉太郎のふるさとですから、荒城の月を作曲したのがこの城址ということでも知られています。

 岡城址は台地の山で今は公園になっていますが、残っているものは石垣と堀ぐらいで、昔を偲ぶ場所としては、まさに荒城の月の感覚です。

 入口からの大手門への屈曲した坂道にある石の側壁が、不思議なカーブを持っていました。ふと思い出したのが、スペイン・バルセロナのグエル公園でした。ガウデイも不思議な曲線を使っています。

 岡城は1594年、グエル公園は1904年にできています。比べて見てください。

岡城址(大分県竹田市)

大手門への入口。

岡城址(大分県竹田市) 大手門への坂道の途中から見た側壁。
岡城址(大分県竹田市) 堅固な城壁は谷から96メートル、難攻不落の名城でした。
岡城址(大分県竹田市)

ニの丸の石垣

岡城址(大分県竹田市) バルセロナのガウデイが作ったグエル公園の入口階段
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