--山形県のあちこち--

 先日、仕事で山形へ行くことになりました。ところが新幹線が混んでいて、切符が買えませんでした。

 そこで、福島までは新幹線で行き、そこから米沢までは在来線の列車で行くことにしましたが、この在来線は現在一日6本しか運転がなく、日中は3時間毎にしかありません。時刻表を調べたら、運良く臨時列車「秘湯めぐり号」が接続して運転されることに気が付きました。

 さて、この沿線は峠・板谷等のスイッチバック駅があって、姥湯・滑川等のひなびた山の温泉があります。それで、この列車の名前になったのでしょうが、なんと、乗客は4人きりのガラガラの列車でしたが、峠駅に着くと、ホームでの駅売りの「力餅」の売り子さんがいるではありませんか。

 たった6本のしかも各駅停車の列車で、僅かな力餅の売上ではとても商売にはならないでしょう。

 私の乗った列車の乗客は4人、力餅は私を含めて2個売れましたが、ローカル列車で、停車時間は30秒ほど、昔はこの峠の力餅は名物だったのですが。ことによると、意地で商売やっているのかも。

 山形はそばの名所です。ともかくそば屋の多いこと、どこへ行ってもしっかりしたそばが食べられます。一日3回そばを食べるという人がいるくらいそば好きです。(ということはそば以外食べない?)

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山形県のあちこち01

峠駅の力餅の売り子です。地下駅ではなく、豪雪地帯なので、雪囲いの中にあります。スイッチバックのなごりが見えます。ちょっとブレていますが、ご勘弁を。

山形県のあちこち02

この2両編成の臨時列車にお客が4人だけ。

山形県のあちこち03

天童市の舞鶴公園の人間将棋の将棋盤、桜祭りにはこの盤を使って、人間が将棋の駒の代わりをします。

山形県のあちこち04

河北町の紅花資料館、紅花で財を成した豪農の屋敷跡です。

山形県のあちこち05

河北町の名物「冷たい肉そば」鶏の肉です。

山形県のあちこち06

上の山市の有名そばや、田舎そばの「きこり」当然10割です。あごが疲れます。

山形県のあちこち07

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