--アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真--

 奥村佳弘さんは趣味の蝶を採集するために旅をしています。今回は南米ペルーの奥地、アマゾン川の源流への旅の写真を2回にわたってお見せします。

 アマゾンの源流へは日本からは飛行機で26時間、さらに車と徒歩で20時間もかかります。世界の蝶は2万2千種類ありますが、アマゾンではそのうちの1万2千種類が見られます。日本にいるのは260種類だけです。

 アマゾンを代表する美麗な蝶はミイロタテハ、ブルーモルフォ等いますが、他地域では見られない特産種です。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真01

Calabazaはアマゾン川の支流のひとつです。この付近は標高1700mの山道からの遠望です。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真02

アンデスの峠4818mを越えて、Satepoに向かいます。道はアンデス山中の渓谷に沿って続きます。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真03

La Oroyaは標高4500mあります。周辺は高山蝶の棲息地です。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真04

Puerto Ocopaを経由してアマゾンの奥地源流のShima川へ、ここは標高350mです。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真05

ここが拠点となったキャンプ小屋でガイドのインディオが作っているものです。この小屋とシマ川が数日間の生活の根拠地です。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真06

オオフクロウチョウはフクロウの目玉に擬態した羽を持っていて、鳥などを威嚇すると言われています。

アマゾンの奥地(1)奥村さんの写真07

代表的な美麗種アカルリオビタテハです。この仲間とミイロタテハの幼虫はコカの葉を食べることで知られています。

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