--アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真--

 先週に続いて奥村佳弘さんのアマゾンの奥地の写真です。

 ペルーやコロンビアの奥地は治安も悪く、現地人の案内なしには山へ入ることは不可能です。

 しかも車でいける場所はともかく、徒歩で行くためには案内人のほかに荷物を担ぐ人間も必要です。この奥村さんの場合では日本からの参加者が5名で、現地でのガイド、ドライバー、コック、ポーターが8名でした。
 なんと合計が13名という大部隊になりました。ガイド達は、スペインとインデイオの混血ですがポーターは原住民のインデイオです。

 昔の探検隊みたいなものですね。

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真01

安全と狩猟のために銃を持った人間も同行します。この銃では途中で60キロもある大きな鹿を撃ちました。この鹿肉は焼いて食料になりました。

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真02

シマ川は奥深いアマゾンの源流です。ここで丸太を組んだ小屋に寝泊りして、基地にします。炊事から洗濯、水浴まですべてこのシマ川でやります。

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真03

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真04

タンボ川は大きな流れで泥色の水がたくさん流れています。またこの周辺の水溜りではこの黄色の蝶(キオビアゲハ)が多数群がる吸水風景が見られました。(ちょっと見難いですが、よく見てください)タンボ川もアマゾンの支流の一つです。

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真05

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真06

ブルーに輝く美しいカキカモルフォです。シマ川の上空を飛んで来ますが、1キロ位先から輝く姿が確認できます。

アマゾンの奥地(2)奥村さんの写真07

2色に色分けされたオオルリオビタテハです。原生林の林縁に見られますが、とても速度が速く飛翔します。

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