-- こけしのふるさと --

宮城県蔵王山と栗駒山を中心にした付近で作られた伝統的な郷土玩具で すが、山形、福島、秋田付近に散らばって、現在は古い形の「伝統こけ し」と、手を加えた「新作こけし」、まったく伝統に関係ない「創作こ けし」と大きく3つに分かれています。
土湯、弥次郎、遠刈田、鳴子、作並、蔵王高湯、肱折(ひじおり)、木地山、南部、温湯(ぬるゆ)の10系列があって、産地や工人の系列で、 首のはめ方や、模様が大きく違っています。鳴子は首が回るので有名です。皆さん産地の見当がつきますか。
宮城県白石市付近には弥次郎部落と遠刈田温泉にこけし館があります。なかでも弥次郎部落はこけし発祥の地と言われています。

 
こけしのふるさと/01 遠刈田温泉の入り口の遠刈田大橋です。「こけしのふるさと」とい う看板があります。
こけしのふるさと/02 温泉街から見た宮城蔵王山の遠景です。
こけしのふるさと/03 こけし館の展示。全部は見えませんが、産地別の形もいろいろ あるのに気付かれたと思います。模様、デザインなどいろいろあり ますが、その差を見てください。系列の別れによって流れが見える と思います。
こけしのふるさと/04
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