--大分県の湯布院温泉--

今一番女性に人気のある温泉は、九州の黒川（ 熊本）と湯布院（大分）です。 湯布院は由布院とも書きますが、どちらも大資本の温泉旅館がなく、地元が時間をかけて、振興に努めていたことが結実したと言われています。 湯布院は青年会が中心になって振興の要に「映画」を取りあげました。 湯布院映画祭の開催を企画し、世界中に発信してスタートしました。古い湯治場からの脱却と、新しい風を吹き込むことで、人気のある温泉場となり、交通不便な場所にもかかわらず、宿泊客より日帰り客が多いという人気になっています。 今日は何度か行っている湯布院の写真の中から何枚かを。

2001年の湯布院映画祭のポスターです。 なかなかユニークですね。ここには放浪の俳人「山頭火」の影響があります 。 変わった名前のレストラン「貧乏な貴族」にあった懐かしい映画の看板。 裕次郎ものもたくさんあったのですが、写真が見つかりません。 小さな池「金鱗湖」周囲がわずか15分程度ですが、中から温泉が出ているために、冬や気温の低いときには、このように湯気が見られます。 一番にぎやかな「下ん湯」付近、中央のかやぶきの小さな建物は外来者向けの浴場「下ん湯」です。 内湯と、池に面しては開放してある露天風呂があります。 郊外を歩いている内に見かけた旅館の入口です。 2003 Masamichi Toya. All Rights Reserved .