--ストックホルム・1977年(スウェーデン)--

977年の6月撮影のストックホルムの風景がでてきました。
コダクロームでASA32でしょうか。26年前なので多少変色していますがご勘弁を。今でもそうですが、「ゆりかごから墓場まで」の北欧は福祉の充実とともに、税金が高く、物価が高いのが有名です。
世界的な印刷の展示会「DRUPA 77」デュッセルドルフへ行くツアーが、最初の日がスウェーデンの首都ストックホルムはイタリアのベニスなどと同様に海の中にあ るような都市です。海産物が多く、肉よりも魚が多く食べられる場 所と聞いていたので、安心して、 夕食にはカキとかエビとかのシーフードで贅沢に 食べてしまいました。
言葉の通じないのが3人で行ったのですが、合計で4万円近く請求されて、びっくりした記憶があります。お蔭でその後の旅行中はずーっと緊縮財政でした。
タバコが一箱600円か700円していたようで、高いのだけは覚えていますが、日本では当時いくらだったんでしょうか。
ストックホルム・1977年(スウェーデン)/01

繁華街の様子です。
他の都市とは違った感じもありませんが、日向ぼっこをしているお年寄りがたくさんいて、すでに現在の老齢化を予測させる風景があちこちに見られました。

ストックホルム・1977年(スウェーデン)/02

 

ストックホルム・1977年(スウェーデン)/03 市内を見る対岸の港から見た景色。
ストックホルム・1977年(スウェーデン)/04 街角のアイスクリームやさん。
ストックホルム・1977年(スウェーデン)/05 空港の出発案内、今と変わらないLHとかKL・AFもありますが、連合国が統治していたベルリ行きの、PA(パンアメリカン航空)も見えます。
ストックホルム・1977年(スウェーデン)/06 木造の戦艦ヴァーサ号(VASA)の復元工事、1628年沈没した船が1961年に海底から引き上げられたものです。
長さが69メートル、幅が11.7メートル、445人の兵隊が乗れる大きな船です。今の基準では1210トンあるそうです。
300年も海底にあったために、木材が乾燥しないように、水をかけながら復元工事をやっていました。赤いゴムホースは水をかけるためのものです。その後、改修は終わり、1990年にヴァーサ号博物館がオープンしています。
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