イタリアの半島南東部は石灰岩のカルスト地形で作られていますが、ユニークな洞窟住宅やら、台地状にある円錐形の住宅トウルリで知られています。
アロベロベッロはそのトウルリと呼ばれる石積み住宅(石灰石の円形状の屋根)が無数にある村です。世界遺産に指定されています。きのこ型の屋根を持った珍しい家があります。
石灰石の板で挟み、その間に砕石が入れられて壁が作られています。壁の厚みは50センチから80センチもあり、一辺の大きさが約4メートルから4メートル50の大きさで四角の家を外壁で連結した形です。
4メートル×4メートルを一単位として、2つとか3つとか、2×2とか、2×3と連結した形で、家の形を作り、最低の一単位ごとに円錐形の丸い屋根が一つづつ上に載せられるというユニークな作り方です。屋根板は薄い石灰岩の板を積み重ねて作ります。
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