--本州西北端の街平戸(長崎県)--

 平戸市は本州西北端の多くの島から成り立っています。 日本で初めてオランダとの貿易の拠点となった場所です。1550年フランシスコ・ ザビエルが布教のため訪れたのが最初で、外国からの交易が進みます。

 1609年オランダ商館が建てられ、陶磁器を初め、絹織物など多くの品物がここか ら輸出されました。松浦藩平戸の貿易が禁止され、幕府直轄の長崎出島でのみ許 可されるようになり、日本の鎖国が完成することになります。

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本州西北端の街平戸(長崎県)01

エキゾチックなフランシスコ・ザビエル教会のライトアップされた夜景

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オランダ商館の周囲に残るオランダ塀、複雑な曲線で作られています。

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本州と平戸島の間にかかる平戸大橋

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平戸の入口の松浦鉄道は単線で一両編成ですが、全長93.8キロ、57駅あり、JRから昭和62年分離された第三セクター経営ですが、黒字経営だそうです。この碑のある最西端の駅は「たびら平戸口」です。列車の写っているのは、交換駅「蔵宿」です。

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