--1963年の大井川鉄道(静岡県)--

 静岡県にある大井川鉄道はSLの動態保存と常時運転で有名です。全長39.5キロの東海道線の金谷−千頭間のSL・電車区間と、井川−千頭間のアプト式のトロッコ専用区間があります。全長では65キロという長い鉄道です。現在も車両は多少入れ替わっているようですが変わっていません。

 この写真は1963年9月の撮影ですから42年経過しています。35ミリのカラーポジの褪色がひどいのでスキャナの修復ソフトを使いました。汚れていますが、ご勘弁を。

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東海道本線金谷駅がこの鉄道の始発駅です。ここから千頭までがSLが走っている区間で、SLは日1−2往復だけでほとんどは電車です。

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東海道本線はこの当時は特急「つばめ」が大阪まで走っていました。通過する「つばめ」です。時刻表で見ると東京9:00発、大阪着15:30と6時間30分かけて走っていたようです。

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千頭から井川までは幅の狭いこのトロッコ電車が走ります。レール幅762ミリ、25.5キロを1時間50分もかけています。途中にアプト式レール区間や、鉄橋・トンネルなどもあり、景色の良いところでは徐行します。

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たまたまこの時は台風による土砂崩れで、徒歩での連絡区間がありました。雨降りの中で列車を降りての移動でした。

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