2003年10月に大分県の湯平（ゆのひら）温泉の写真をお見せしましたが、今回は同じ文字を書きますが、湯の平（ゆのたいら）温泉と呼びます。 この温泉は群馬県六合村（くにむら）にあり、この村には花敷や尻焼などの温泉、野反湖もあります。 この温泉は一軒宿で、国道の下側400メートルほどの渓谷の対岸にあります。 国道から少し下った場所に駐車場があり、ここにあるインターフォーンで受付け、荷物だけはロープウェイで空を飛んで対岸の旅館に運ばれます。 人間は自分で歩かなければなりません。谷まで200メートルほど下って、大きな釣り橋を渡って、対岸をまた少し登ります。ゆっくり歩いて約10分くらいでしょうか。旅館はすべて、ロープウェイと人力で運んで、木造で作られています。
駐車場にはこのような案内図があります。右下の駐車場から歩いて、中央にあるのが旅館です。
荷物はこのようにロープウェイで谷を越えて運ばれます。歩くのが弱い人は「人間も運んでくれたらいいのに…」
最初は下りですいすいですが、渓谷にかかったこの釣り橋を渡ってからは登りになります。
ふうふう言いながら登って到着した旅館には「日本秘湯の宿」の提灯がぶら下がっていました。
ここの露天風呂は旅館からまた下がった場所にあります。手前が露天風呂で、背後に見えるのがすぐ下を流れる川です。一方、室内風呂は真新しい木造でまだ木の香りがするきれいな風呂です。
この露天風呂から見上げる国道はすぐ目の前に見えます。国道からはこの温泉の赤い屋根が良く見えます。
